中学校・高校の謝恩会でのスピーチはフランクに感謝の気持ちを伝えよう。 謝恩会での挨拶・スピーチのサンプル例文


はじめに

謝恩会は、お世話になった先生がたに対して、教え子やその父兄が感謝の気持ちをこめて労をねぎらう会です。

ただ集まって飲食・歓談することでは、感謝の気持ちは十分伝わるとは言えません。主催者側がそれにふさわしいスピーチを行い、招かれた側もそれなりの謝辞を述べるほうが会の意義がはっきりし、互いの関係も深まると言えるでしょう。

謝恩会でのスピーチの要点

謝恩会でのスピーチでは次の3点が要点となるでしょう。

  • 在学中にお世話になったことへの感謝
  • 固くならず、親しみのある口調でのスピーチ
  • 長々と話さず、簡潔に

卒業式に続いて開催される謝恩会では、卒業式という大きな区切りが終わった解放感があるため、形式張ったスピーチは雰囲気を損なう場合があるので注意が必要です。

また中学校、高校での謝恩会では、父兄が挨拶を行うことが多いでしょう。

その際、ある程度の定型スピーチは仕方がありませんが、苦労話や学んだこと、みんなで協力し合ったことなどをエピソードとして選び、最後に感謝の言葉で結ぶ構成ですと参会者も具体的なイメージがわきやすくよいでしょう。

中学校・高校での謝恩会スピーチ構成

  1. 会の趣旨の説明と先生がたに対する感謝
  2. 先生方のエピソードや人柄を紹介
  3. 変わらぬ活躍と健康への祈り

謝恩会でのスピーチは「会の趣旨説明と先生への感謝」→「先生がたの業績やエピソード紹介」→「今後の活躍と健康への祈り」という流れが一般的です。

この3点を自分なりにアレンジしながらつなげることで謝恩会でのスピーチにふさわしい挨拶になることと思います。

それでは謝恩会スピーチの例文を中学校と高校の2パターンに分けて紹介します。

中学校の謝恩会での父兄代表者挨拶、サンプル例文

校長先生をはじめ諸先生の皆様、3年間、本当にご苦労様でございました。

校内暴力、学級崩壊などが大きな社会問題になっている昨今ですが、当中学校においてはその片鱗すらもうかがえず、全員がこぞって喜びのうちに卒業出来ましたことは、諸先生がたの人間味差触れる温かいご指導のたまものと、心より感謝申し上げます。

中学といえば少年から青年へという成長期、教育の面でも最も難しいと言われる時期でありますが、子供たちは非行に走ることもなく、全員が心身ともに大きく成長いたしました。

これも、先生がたの公私を問わぬ熱心なご指導があったればこそのことでございます。

諸先生がたにはなみなみならないご苦労がおありだったと拝察いたしますが、卒業生たちも先生がたのご恩に報いるべく、本当での3年間の生活を誇りにして、新たな旅立ちをしてくれるものと信じております。

今後とも、温かいご指導をたまわりますよう、お願い申し上げますとともに、諸先生がたの今後のご健勝を心よりお祈り申しあげます。

簡単ではございますが、以上をもちましてお礼の言葉とさせていただき、宴に移りたいと存じます。ありがとうございました。

高校の謝恩会での代表者挨拶、サンプル例文

本日は謝恩会とは申せ、なによりも先生がたにくつろいでいただくための会でございます。堅苦しいごあいさつは抜きにいたしまして、私ども父兄の先生への日頃の感謝の気持ちを述べさせて頂きたいと存じます。

当高校は、受験校としましても県内有数の名門校でございますが、スポーツにおける活動も非常に盛んで、いわゆる文武両道をモットーとした教育を行っておられます。

このことは、当高校に学ぶ子をもつ親の誇りであり、まことにありがたいことだといつも感謝いたしておりました。

おかげさまで、偏りのない全人格的な教育を施していただき、子供たちもはつらつとした高校生活を過ごすことができました。

子供たちは、これから社会へ、また大学への進む道は分かれますが、先生がたの教えを大きな心の支えとして生きていくことでしょう。

どうか先生がた、これからも温かいご指導をよろしくお願い致します。