親友への結婚スピーチ。特別感をだすなら、長い付き合いの中での意外な一面を中心に。結婚披露宴での新婦友人のスピーチ例文 


結婚スピーチは主役中心であることを忘れずに

結婚披露宴の祝辞は、新郎新婦へのお祝いの心情の述べ、新カップルの出発をいかに気持ちよく迎えているかを伝え、両家の発展を願うのが目的です。

結婚披露宴のスピーチでやってしまいがちなのが、話す人、つまり自分を中心にスピーチを組み立てしまうことです。

結婚披露宴の祝辞は、話し人が中心ではなく、あくまでも新郎新婦であり、両家につながる人々が中心でなければなりません。

それを踏まえ、スピーチのテーマは祝辞を受ける身になって考え、何を訴えたら、何を伝えたら、一番喜んでもらえるかをじっくり検討しましょう。

親友からの祝辞は親友だからこそ、知っているエピソードを披露するのが喜ばれる

スピーチを聞く人々を魅了するのは、話す人にとって、真実の話です。そして、出席者の誰でもが楽しく聞け、共感をおぼえる話題の一つが、新郎新婦にまつわるニュースです。

耳寄りなニュースであれば、目を輝かして、既に知っているニュースであれば、うなずき合って聞き入ることができます。

特に極親しい人しか知らないエピソードは披露宴に出席している人にとって、誰でも興味がありますし、無難は話題とも言えます。

親友であるあなたであれば、この種の話題は事欠かないのではないでしょうか?

  •  新郎を初めて紹介された時のエピソード
  • 新郎への想いを初めて聞かされた時のエピソード
  • 結婚の報告を受けた時のエピソード

などは、親友の祝辞としては、最も相応しいテーマとも言えます。

あなただからこそ、知っているエピソードを披露して、最高の祝辞としてはいかがでしょうか?

親友への結婚スピーチに引用したい名言

  • 人間は、自分の欲しいと思うものを求めて世間を歩き回り、そして家庭に帰った時に、それを見いだす。(ジョージ・ムーア イギリスの小説家)

人の求めるものは結局、自分の家庭にあるということ。家庭とはそのようなものである。

  • 正しき夫の愛が加われば女はどことなく美しくなるものらしい。(伊藤左千夫「胡頽子」 明治期の歌人・小説家)

女の幸福とは何かを述べた言葉。同じ文章の中に「苦痛を共にした家庭は、安息の快楽を共にすることができる」という言葉もある。

高校時代からの新婦友人のスピーチ、サンプル例文

本日は誠におめでとうございます。

私は茜さんの高校時代の友人で田中と申します。茜さんとはもう、かれこれ十年来のお付き合いで、買い物に映画、ライブと幅広く遊び回ってきた仲です。

高校時代から成績は優秀で何事にも冷静に取り組む彼女はいつもクラスのまとめ役でした。

打ち解けた仲間内ではとても情緒豊かな人なのですが、あまり感情を表に出さないのが茜さんらしさでもあります。

実を言うとこの長いお付き合いの中で、彼女が人前で涙を流すのを1回だけ見たことがあります。

それはつい3年前ほど前のことでした。いつものように二人で買い物を楽しんだ後、映画を観ることがになりました。

今、思い起こしてみれば、この日の彼女は最初から何か考えこんでいる様子でした。と言うのも、いつもはアクション映画やサスペンス映画ばかり観ていたのですが、この日は珍しく恋愛映画を観ようと彼女が言うのです。

その映画の中で恋人同士が運命的に再会するシーンがあり、涙もろい私はハンカチで鼻をかみたいくらい号泣してしまったのですが、ふと隣を見ると、なんと茜さんの頬にも涙が伝わっているではありませんか。

気丈で賢明な彼女がたわいものない恋愛映画に涙するなんて・・・・。と当時、考えの浅い私はただ驚くばかり。

その時、彼女の胸に芽生えていた恋心に気づきもしませんでした。もちろん、彼女の意中の人は今日めでたく夫となられました斉藤さん、その人です。

茜さんから初めて斉藤さんへの想いを聞かされたのは、それからしばらく後のことでした。同じ会社の男性でユーモア豊かで優しい人柄であること、その一方、仕事への情熱は人一倍強く、人望も厚いことなどを少し恥ずかしそうに話してくれました。

その時の彼女の表情はまさに恋する乙女。それで初めて、その日の涙の意味に気がついたのです。

茜さんの魅力を見抜いた斉藤さんは本当に見る目があると思います。一見するとクールな彼女ですが、細かいところまでよく気付き、本当に世話好きな人です。

近い将来、お二人に可愛らしい赤ちゃんが生まれましたら、きっと素敵な家庭になると思います。どうぞいつまでも仲良く幸せにお暮らしください。