お花見での幹事の挨拶・スピーチで使えるサンプル文例


はじめに

町内会や商店会、仲間内などのお花見会は日頃から顔を合せる機会が多いため、あまりかしこまったスピーチは不要です。

目的も親睦を深めることが第一となるため、日頃の立場や労苦を忘れ、お互いにざっくばらんに語り合えれば、その目的も達成したものと言えるでしょう。

お花見での幹事挨拶の要点

お花見の主役はあくまでも食事や酒席です。スピーチはできるだけ短くまとめ、その中に印象的な言葉を盛り込むという工夫が必要です。バラエティに富んだ言葉で人々の注意を惹きつけましょう。

また、内容についても、会合の和やかな雰囲気を壊さないような話題を選ぶことが大切です。一堂に会するのはチャンスと、議論になりそうな話題や、正に論争になっている話題などを持ち出すのは厳禁、あまり堅苦しくない内容の話を明るい態度で話すようにしましょう。

このとろを踏まえてのお花見での挨拶のポイントは下記になります。

  • 親睦が目的ということを忘れないように注意しましょう。
  • スピーチは短く簡潔にしましょう。
  • 議論になりそうな話題は避けましょう。

お花見での挨拶構成

  1. 参会に対しての謝意
  2. 花見を存分に楽しんで欲しい旨の言葉
  3. 注意点を短めに

お花見での挨拶は「参加者への謝意」→「親睦を深める旨の言葉」→「会の注意点」という流れが一般的です。

この3点を自分なりにアレンジしながらつなげることでお花見にふさわしい挨拶になることと思います。

花見での挨拶に引用したい名言

  • 花はなぜうつくしいのか/ひとすじの気持ちで咲いているからだ(八木重吉「ノオトA」 大正・昭和期の詩人)

花に気持ちがあるかないか、それは見方による。重吉は美しい花を見て、その花が一途な気持ちで咲いているから美しいと感じたのである。それに異議を唱えるのは野暮と言えるだろう。

  • 一体どんな樹の花でも、所謂真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ(梶井基次郎「桜の樹の下には」 大正・昭和期の小説家)

いかなる花でも、その真っ盛りには、単に美しさだけでなく、一種神秘的な雰囲気を漂わせるものだと言っている。自然の営みの神秘さを言った言葉である。

お花見での挨拶、サンプル文例

皆さん、本日はお忙しい中、お花見会に多数お集まりいただき、誠にありがとうございます。

ご覧のように、桜も今が正に真っ盛り。心配していた天気も、皆さんの日頃のお心がけのよいせいか、絶好の花見身日和となり、喜びにたえません。

本日はお酒も料理もたっぷりと準備致しております。どうか、存分にお召し上がりください。カラオケも用意しておりますので、自慢の歌声も是非、披露いただきたいと存じます。また、今回は風流好みの方には一句吟じて頂けますよう、短冊と筆ペンも取り揃えております。

早速、会長の乾杯の音頭で開宴と参りたいと思いますが、その前に一言お願い申し上げる無礼をお許し下さい。当公園での夜桜見物は午後九時までとなっておりますので、よろしくご協力をお願い申し上げます。

では、楽しいひとときを。会長、お願い致します。

町内花見会での幹事締めの挨拶、サンプル文例

今年もまた満開の桜の下で、こうして盛大な会を開けましたことを、大変嬉しく思います。

特に今年は毎年この時期は仕事の関係で出席できなかった鈴木さんや田中さんなど町内の若い方々にも多数出席頂けました。例年のとは一味違った若干、平均年齢が若くなったお花見が実現できましたことは、毎年新しいメンバーを加えてお花見を楽しいものにしてゆきたいと考えております私ども幹事にとりましては、誠に喜ばしい限りでございます。

また、常連の方々も、新しい方々に負けず、カラオケのレパートリーを増やすなど努力のあとが伺えまして、涙ぐましいまでに立派でございました。

などと言っておりますうちに、そろそろお開きの時間が参りましたが、お酒もおつまみもまだまだ残っておりますので、時間に余裕のあるかたは、ゆっくり楽しいでいってください。幹事役として、至らない点もございましたが、そこは愛嬌で許していただきたいと思います。

どうもありがとうございました。