営業マン上司としての結婚スピーチは忙しさのフォローを。結婚披露宴での新郎上司のスピーチ例文 


上司としての結婚スピーチ

管理職になると直属の部下から結婚披露宴でのスピーチや乾杯の挨拶を依頼されることも多いかと思います。

結婚披露宴での上司としての挨拶はどうしてもその立場上、形式にはまったスピーチになりがちです。とは言っても、できれば借り物ではない、自分の言葉でスピーチしたいものです。

しかし、自分の色を出したスピーチする場合でも、出だしと締めくくりは、型にはまった言い回しにするのが礼儀ですし、スピーチの出だしと締めに、定形の句を用いることで、内容が一層引き立ちます。

また、スピーチのポイントとしては新郎の能力や将来性、人柄などを新婦によく知ってもらう形で新郎の知られていない点を紹介していくのが一般的です。わかっているかと思いますが、暴露的な内容は決して話してはいけないのが常識ですので、注意しましょう。

新郎上司としての結婚スピーチ構成

上司としての結婚披露宴での一般的なスピーチの構成は下記になります。

  1. 招待に対するお礼と祝辞
  2. 自分と本人との関係の紹介
  3. 上司として仕事を通してみた新郎の人物像
  4. 上司としての二人への希望
  5. 新郎新婦、両家の繁栄を祈る言葉

新郎上司の結婚スピーチに引用したい名言

  • 家を整えることができなくて、天下を治めることはできない(ヘンリー・フォード アメリカの実業家)

良い家庭を作れる者は、経営者になれるということである。

  • 結婚をもっとも素朴な数式に還元すれば、一と一とが合して二になる代わりに、新たなる一となることである(野上弥生子「夫と妻」 明治~昭和期の小説家)

結婚は一プラス一が一となる。つまり、二人が協力して新しい生活を営むのが結婚の本質だというのである。

新郎上司の結婚披露宴でのスピーチ、サンプル例文

只今、ご紹介を頂きました田中寛でございます。

本日はまことにおめでとうございます。このような立派なお席にご招待頂き、熱く御礼申し上げます。結婚披露宴の喜びの席は、いろいろな宴席の中でも、一番嬉しいところでございます。特に、私共、金融営業部で新郎の康一君と職場を共にしております者といたしまして、この上ない喜びでございます。

康一君、おめでとう。大切なプレゼンでも見たことのないその緊張した表情から、君の心境がひしひしと伝わってきます。

新婦の翔子さん。おめでとう。あなたとは康一君と一緒に、一度お目にかかりましたが、今日はまた格段の美しさです。今後、長いお付き合いになると思いますので、よろしくお願いします。

新郎の佐藤康一君は、日夜、第一線で活躍している気鋭の営業マンです。私共、金融営業部は、主に金融機関をお客様としておりますので、同業他社との競合が激しく、少しの油断も許されない部署でございます。現在、新商品の販売でプロジェクトチームを作って仕事をしておりますが、康一君はそのチームの中心的存在で、私たちみんなが引っ張られているような状態です。

私共、営業部隊はお客様が相手だけに、とても飲めないような無理な要求や条件が持ちだされたりして、気苦労の連続です。そんな中、康一君は竹のような柔軟さと強さを失わずに、壁が高ければ高いほど燃える人間で、人と接し、話をするのが大好きな根っからの営業マンです。

特にここ数年は忙しい毎日で日夜飛び回り、働き詰めと言っても良いでしょう。ですから新婚生活をはじめても、帰宅が遅くなり、ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、翔子さん、これは康一君の仕事の性質上、やむを得ずという場合がほとんどです。そんな時は、仕事の忙しさに同情し、いたわってあげて、康一君の仕事への情熱をご理解の上、温かく見守ってやってください。

康一君は、若さと行動力、柔軟性、実績によって高く評価されています。一つのことに取り組むと決していい加減にやるような男ではありません。おそらく、家庭を築くという点でも一生懸命になることでしょう。よい夫の条件を備えていると太鼓判を押します。どうか安心してください。

新婚時代、どんなに仲のよい夫婦でも、一緒に長くいる間にお互いに慣れてきてしまい、ついわがままが出がちです。自分が何か失敗したり、妻に、夫に迷惑を掛けたりしても、素直に、「ごめんなさい。悪かった」と言わなくなるのが一般的です。こうなると、お互いにぎくしゃくした関係になり、喧嘩になったりします。どうか、お二人とも、いたわり合い、すぐに「ごめんなさい」言えるように心がけていくようにしてください。いくつになっても「ごめんなさい」の言える夫婦であってください。

これだけをお願いし、お二人の末長いご幸福と、ご両家のご繁栄を心からお祈りして、私のお祝いの言葉と致します。