新郎叔父としての結婚スピーチは列席者への挨拶を忘れずに。結婚披露宴でのスピーチ例文 


親族としての結婚スピーチ

一言に親族と言っても、新郎新婦との関係によってその立場は様々です。特に親族の代表として、スピーチを指名された場合、大切なのは列席者に対してのお礼の言葉です。おじの立場からスピーチをする場合、親族代表としての挨拶がほとんどだと思いますが、親族の代表として指名されたわけではなくとも、自分が新郎新婦の身内であるという意識を持って、列席者に対し、謝辞を述べましょう。

さらに親族代表として指名された場合は、媒酌人の労をねぎらう言葉を、一言加えるとよいでしょう。

挨拶の内容としては、新郎新婦の新生活を力強く応援する内容が好ましく、新しく親族の仲間入りする新郎、あるいは新婦に対して、温かい歓迎の言葉を述べるのもよいかと思います。

挨拶をする上で気をつけたい点としては、新郎新婦をほめすぎたり、自分たちの家系や家柄を自慢するようなことは身内ばかりをひいきにしているように列席者に受け取られますので、控えましょう。

新郎叔父としての結婚スピーチ構成

新郎叔父としての結婚披露宴での一般的なスピーチの構成は下記になります。

  1. 列席者への謝辞
  2. 新郎新婦への祝辞
  3. 新郎新婦への今後の支援のお願い

新郎叔父の結婚スピーチに引用したい名言

  • 夫婦生活は長い会話である(F・W・ニーチェ ドイツの哲学者)

会話は意志の疎通をはかるためのものである。夫婦の間柄は互いの意思の疎通をはかる長い道のりであるということ。

  • 平和な仲のよい夫婦ほどお互いにむずかしい努力をしあっているのだ、ということを見逃してはならない(野上弥生子「若い人へ」 明治~昭和期の小説家)

仲の良い夫婦はほかから見ると、ごく自然に何の努力もしないで振る舞っているようにみえる。しかし、実際には目に見えない互いの努力の積み重ねが、そのような仲を保っているのだということ。

新郎叔父の親族代表としての結婚披露宴でのスピーチ、サンプル例文

新郎側の親族を代表しまして、僭越ではございますが、一言、ご挨拶を申し上げます。

私は新郎のおじにあたります田中と申します。

本日、皆様には新郎新婦のために、多数ご参集くださいまして、まことにありがとうございました。

また、このたびの良縁をおとり結びくださいました、ご媒酌の佐藤夫妻にも、並々ならむお気遣いをいただきましたこと、厚くお礼申し上げます。

二人は今、幸せの真っただ中におられますが、この幸せが、本日お集まりくださった大勢の皆様の、あたたかいお気持ちに支えられていることを、どうか、お忘れにならないでください。そして、そうした皆様のお気持ちにしっかりと報いるように、二人で力を合わせ、立派な家庭を築かれるようつとめていただきたいと存じます。

結婚と申しますのは、相思相愛の二人にとりましては、この上なく幸せなことでございましょう。本日の新郎新婦の英尾を見ておりますと、まさに至福のときといった表情でございます。しかしながら、二人の両親をはじめ、私ども親族一同にとりましても、これにまさる慶事はございません。

親族が増え、一族が栄えますことは、まことにめでたいことでございます。両家の縁により、私ども一同も、これから末永く、親しいおつきあいをさせていただけますよう願っております。

どうぞ皆様におかれましては、この新しい夫婦を末永く見守り、お力添えくださいますよう、せつにお願い申し上げます。

本日は、まことにありがとうございました。

新郎叔父の結婚披露宴でのスピーチ、サンプル例文

私は新郎、聡の叔父、田中でございます。

親族一同にかわりまして、まことに僭越ながら、一言、ご挨拶申し上げます。

ご来臨の皆様、本日はご多忙にもかかわらず、お運びいただきまして、心からお礼申し上げます。

聡君、玲子さん、ご結婚本当におめでとう。

さきほどから、ご来臨の諸先輩、また、ご友人の皆様から、新郎新婦に対して、あたたかいご祝辞と激励のお言葉の数々を頂戴いたしました。新郎新婦も、さぞやその胸を感激でいっぱいにしていることでしょう。どうか、今日の感激を忘れることなく、皆様から頂戴した言葉をしっかりと胸にきざんで、これからの人生を歩んで行ってください。二人で力を合わせ、素晴らしい家庭を築かれるよう期待しています。

さて、新郎の聡は、おじである私の口からいうのもおかしいとは存じますが、働き者の、やさしい好青年でございます。私に息子がいないという事情もございますが、しょっちゅうわが家にきては、何かと家のことを手伝ってくれます。家内には手に余るような力仕事があれば、すぐにじぶんから買って出て助けてくれますので、甥ことながら、いつも感心させられております。

そんな聡に、よい伴侶が見つかりますことを、私も家内も、せつに願っておりましたが、本日、その甲斐がございました。聡が玲子さんのような、素晴らしい伴侶に恵まれましたこと、家内ともども、大変に喜んでおる次第です。

玲子さんであれば、きっと、聡を支えて、立派な家庭を築いてくださるにちがいないと確信しております。

とはいえ、二人はまだ若く、未熟なところもございましょう。最後になりましたが、皆様にはどうか、今後とも、二人の行く末をお導きくださいますよう、伏してお願い申し上げます。